入江洋佑氏(東京演劇アンサンブル代表)講演会

2014.05.31

「舞台芸術がもつ力」

2014年5月19日(水)
長久手市役所西庁舎 研修室にて

入江洋佑氏講演会

6月1日公演『目をさませトラゴロウ』の東京演劇アンサンブル代表 入江洋佑さんを招きし、
「舞台芸術がもつ力」
と題して講演会を開催しました。
「生命というものは、外の世界にあるものを取り入れながら、変化していく存在。
人間も常に『
今いる自分からそうでない自分になろう』としている存在なのです。
その隔たりを埋めるものが芸術です・・
・」
美しいものがひとしずくひとしずくたまっていき、ある日あふれ出す。
入江さんの語り口から、
舞台芸術の魅力が広がる講演会となりました。

参加した人たちの感想から
・「正しい答えは1つ」という教育の中で自分は育ってきたんだなぁ。
答えがわからないから面白い」という言葉がひびきました。

・現実の自分と理想の自分がかけ離れているほど良い、という話に愕然としました。
理想としている自分に到達できたとき、私はまだまだその状況に満足できなくなる自分を、
なんて業の強い人間なんだと嫌になるのですが、
到達した瞬間また新たなところを見つめることは悪いことではない
というところが新しい発見でした。