11月15日(日)長久手市文化の家 光のホール
東京ホロコースト教育資料センター代表で 『ハンナのかばん』の翻訳者である石岡史子さんをお招きし、「ハンナのかばん」から平和を考える学習会を開きました。
センターに贈られた「かばん」を前に、舞台を観て感じたことを出し合い、疑問を投げかけ、
ハンナやハンナの家族、住んでいた町のこと、 実際にあったエピソードなどをたくさんの写真を見ながら聞きました。
ユダヤ教とキリスト教、当時の社会の背景を聞き、
自分たちの日常に引き寄せながら、
差別はどうして生まれるのか?
平和な社会はどうしたらつくられるのか?
を考え合いました。
ハンナのお兄さんジョージからのビデオ・メッセージでは、
ジョージの娘ララ・ハンナさんや
生まれたばかりのお孫さんも登場し、
悲しみや苦しみを越えて、命がつながっていることを感じました。
最後に、史子先生が「今日のこと、今晩ジョージに伝えるね!」とおっしゃり、
カナダに住むジョージさんに送るビデオをみんなで撮りました。
悲しみを希望にかえて、
ハンナちゃんをはじめ、たくさんの人たちの命がいかされていることを
強く感じる時間でした。